1985-03-19 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
お話がございましたから私も申し上げれば、きょうは実は、上の方から言いますと、背広が全養連さんで開発されてやっております絹ともその他の交織によります背広でございます。それからネクタイが絹であることは御案内のとおり。着ておりますワイシャツも全養連さんの手で売っております、値段が一万円でございますが、ワイシャツでございます。この下に私は絹の肌着を着ておりますし、絹のズボン下を着ております。
お話がございましたから私も申し上げれば、きょうは実は、上の方から言いますと、背広が全養連さんで開発されてやっております絹ともその他の交織によります背広でございます。それからネクタイが絹であることは御案内のとおり。着ておりますワイシャツも全養連さんの手で売っております、値段が一万円でございますが、ワイシャツでございます。この下に私は絹の肌着を着ておりますし、絹のズボン下を着ております。
この十二の研究テーマの中でも、たとえば絹とテトロンの交織編み物の試作研究というような関係、あるいはシルク紡績糸による下着等の開発研究、いわゆるメリヤス製品のようなものでございますが、そういうようなものの試作等に対しましても助成等もやっておるというようなことで、何とかこの需要を伸ばしていきたいというようなことでいろいろ考えております。
たとえば絹とテトロンの交織編み物の試作、研究ということなり、あるいはシルク紡績糸による下着の関係だとか、いろいろなものに新規用途開発で助成費も出しておるわけでございます。
もっと突っ込んでいけば、交織物の大島をこれは全部一〇〇%絹でございますといって売っている店もある、完全に不当表示でしょう。鯨の肉を牛肉だと言って売ったらどうなる。それだけでもいけないといわれています。輸入牛肉は輸入牛肉と言えといわれておる。それを松阪肉だと言ったら、これは不当表示にきまっておる。当然のことでしょう。にもかかわらず、通産省は立ち入り検査もしない。どうなっておるんでしょう。
それから輸出絹織物につきましても、大体年の輸出目標が四千万ヤールでございましたが、これもまた四千万ヤールを割っておりまして、糸換算にいたしましても二万俵から二万五千俵ということで、大部分の三十二万俵の糸が国内で消費されておりますが、純絹織物といたしましては、そういうような値段の関係上ごく一部の高級品でございまして、その他はあるいはレーヨンあるいは毛と交織いたしまして、いわゆるシルクブームで相当売れておるのじゃないかと
こういうふうに合成繊維は、特に非常に早いスピードで伸びてまいりますので、合繊の糸あるいは合繊と天然繊維の糸との交織によります織物につきましては、そういうふうないわば累増的な状態がございますので、登録の有無にかかわらず織ってもよろしいというふうなことにしております。
こういうふうなことと同時に、これは九ページの一番最後のパラグラフに書いてありますけれども、非常に好ましい点といたしましては、今申し上げました競合関係、つまり一つの需要に対してそれぞれの違った繊維が競争をするという現象と別に、これは総合繊維というふうな考え方、あるいは実際の需要というふうなことから、天然繊維と化学繊維あるいは合成繊維との両者の混紡、交織が非常に行なわれつつございます。
で、今回家庭用品の表示法を考えました場合は、もう少し消費者にわかりやすく——たとえば先ほど純毛だとかいうようなお話が出ておりましたけれども、交織の割合なども表示いたしますけれども、さらに洗剤等の使い方も、酸性は困るとか無効だとかいうようなことまでも表示すれば、繊維製品などについての利用も、もっと徹底するのじゃないかというように考えます。
もちろん交織もあったことでございましょう。これに縫製加工のそれを加算すれば、当然そういうことはあり得ないはずです。これがただいまアメリカでえらい問題を起こしていることは、あなた御存じの通りでございます。それが日本の繊維業界に大へんな打撃を与え、てんやわんやの大騒ぎなんです。
これは先ほど申します天然繊維、絹であるとか、毛であるとか、綿であるとか、麻であるとか、こういうものが従来はその天然繊維だけで独立分野と申しますか、取引がされておったところが、現在は用法がだんだん変ってきて、ことに合成繊維というものが化学的に非常に進んできたものだから、合成繊維と従来の天然繊維と混紡するとか、交織するとかいうことで、天然繊維の独立分野というものがだんだん薄らいできた、全体が一つの繊維の
そのためには御承知の条桑育の奨励等によりまして生産の合理化をはかり、生産費の低下をはかっていこう、同時にまた繭、生糸の消費の拡大をはかりまするためには混織であるとか交織であるとか、あるいはまた新規の考案等を奨励いたしまして、そのためには繭を安価に提供するところの方法を講じて参りたいと考えております。
今後におきましては、もっともっといい製品と申しますか、先ほど大臣が出されましたように、いろいろ各繊維の特性を生かした交織織物等を出しまして、しかも値を高く出すということが必要であろうと思います。
同時にまた、諸外国の実情を見ましても、交織その他が非常に進歩しておる、その点は日本で非常におくれておりますので、この点は通産省、そっちの方の御協力も得まして、そうして新規用途を開拓して参りたい、こういう考え方でございます。
これは輸出面、国内面、両者を通じての問題でございまして、特に国内面におきましては、絹の交織の研究が日本では、いろいろな消費習慣その他の関係で、非常におくれておるのでございますが、この面につきまして、この際積極的に手を伸ばして参りたい。
現在伸びておるのは、いわゆるまぜ織り、交織が非常に伸びておる。ところが、この交織について農林省は反対の立場をとっておるのじゃなかろうかと私は思う。生糸の製糸業者も大かたこの交織を奨励するということに対して否定的な態度をとっております。ところが、世界の情勢はそうではなくて、交織の方がどんどん伸びておるという実態なのです。そこで、交織の試験研究をするといっても、大蔵省では金を出しません。
さて、新規用途の開拓の問題につきまして織物との関係を強調されたのでございますが、当局としましては、交織面等は当然に新規用途を求めなければならぬ、こう着眼いたしておりまして、よりより通産省とも連絡いたしております。
むしろアメリカでは最近また絹靴下の復活が一部に出て参りまして、最近アメリカのかなりな有力商社で、絹とナイロンの交織靴下の販売を開始いたしまして、かなり宣伝等にも力を入れておる。日本の国内ではそういうことは一つもやらないのであります。
私ども、生糸の宣伝費については、大体、はだ着だとか、その他の織物あるいは交織の織物、あるいは編みもの、そういうものを現実にいろいろ試作さして、そういう面から需要の喚起をするように努めておるのです。それから、絹織物の宣伝費は、展示会その他の補助金ということで、絹織物を現実にそのまま売ることを目標にした補助金があります。
生糸は、御承知のように、現在でも昔ながらのかせにして送っておるのでございまするが、最近アメリカあたりの生糸の使用者の意向等をいろいろ聞いてみますると、あるいは交織の面等で生糸の消費をふやしていくのには、アメリカの織機施設にすぐマッチするような、適合するような包装形態のものを工夫して考えなければならない、そのような要請もありまするので、これらの技術的な工夫も急速に取り進めるようにいたしたいと思っておるのでございます
たとえば包装形態等の問題にいたしましても、アメリカで交織面に生糸が使われるのを伸ばすためには、今のように昔ながらのかせでアメリカに送っておったのでは、いつまでたっても機屋さんになかなかなじめないという問題がだんだん表面に出てきつつあるわけでございます。
それから交織等につきましても、いろいろ新しい化学繊維等のいろいろなものをまぜた使い方によりまして、非常におもしろいものができるわけでありまするので、そういう点につきましても、いろいろその国の、直接アメリカの現場においてやります研究と、国内でやります研究と、両方並行いたしまして、今後進めて参りたいと考えておるわけでございます。